毎朝テレビで今日の占いを見てから出勤する、という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
テレビでよく見る占いというと何といっても西洋占星術、いわゆる星占いでしょう。
自分の星座が今日のラッキー星座になっていると気分も晴れやか、逆にアンラッキー星座になっていると見なきゃよかった、と凹んでしまいがち。
何とも現金なものです。せめて今日のファッションの中にテレビでやっていたラッキーアイテムを取り入れようかともう一度ワードローブを開けて仕度しなおし、なんて方もいらっしゃるのでは?
そもそも占星術とは、古代バビロニアで行われた天体観測が起源とされ、紀元前3世紀頃にギリシャに伝わったものが運勢を占うホロスコープ、いわゆる星占いの元祖といわれています。
星の動きから未来を知ろうとする西洋占星術は口さがないアンチ占い事の方から
「人の運勢をたった12通りになんて分けられるものか!」
と冷ややかに言われますが、春分点の位置をもってその年の動向を占う西洋占星術は過去に起きた事件との比較、参照に基づいて成り立っているため一種の統計学と考えることができます。
統計的にこの星が春分点にあるときは社会的にこういう事件が多いというデータを個人向けにダウンサイジングして当てはめるとこういうことが起きる傾向にあるのではないかと予測するのが西洋占星術。
そもそも自然科学で説明のできるはずがないのです。
また同じく占い否定派は
「星占いは見る本によって運勢が全て違う!」
とも言いませんか?
星の位置によってもたらされた統計に基づく未来の運勢は本来であれば全て同じにならなければいけないはず、と考えるのももっともな話です。
しかしここで言えるのは、統計学は与えられた情報をどう解釈するかによって求められる結果が大きく違ってくるということです。
星の動きに基づく傾向を個人向けに当てはめるときに占い師の解釈という主観が入るので、当然のことですが、読む本によって書いてあることが違ってくるのです。
そうはいってもとても当たる星占いがあると聞きます。他の星占いと何が違うのでしょうか。
よく当たる星占いとはユーザーが解釈しやすい占いだと言えるでしょう。
「今朝の占いで書いてあったことってこのことだったんだ!」
とユーザーに思わせる占いが『当たる占い』と広く伝わっていくのです。
あまり占いにこだわりすぎると動くに動けなくなってしまいますから、あまり当たることにこだわらず
「今日のテレビの占いでこんなことに注意しろ、って言ってたから気をつけよう」
ぐらいに受け止める方がいいのかもしれません。
テレビの星占いのような万人向けに作られている占いに振り回されるのってバカらしくありませんか?
そんなあなたに、この後もっと『当たる占い』をこっそり教えます!