ここまでいろいろな占いを見てきましたが皆さんが一番気になり、神様にすがりたくなるのはやはり何といっても「恋愛運」と「金運」ではないでしょうか。
自力ではどうにもできないことに神様のお力を借りるのは古今東西、いつの時代もどこでも同じ。
もしかしたら今、まさに神様のお力を必要としている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
西洋占星術や算命学、おみくじにトイレットペーパー占いなど占いは数々ありますが、神様や星が告げるデータをどのように解釈するかに基づく主観的な情報が占いですから、解釈する人(占い師だけでなくユーザー自身も)によってお告げの意味は違ってきます(トイレットペーパー占いはどうか分かりませんが)。
心穏やかに神様のお告げに耳を傾け、自分に都合のいいように解釈しなければどんな占いとは当たるはずなのですが、人間は困ったことにとかく自分のこととなると自分に都合よく解釈したくなるものなのです。
神様や星のお告げに耳を傾け、謙虚に受け止めることが占いの本質。
では気になる恋愛運と金運について、どんな占いを参考にすればよいでしょうか?
まずはあまりにも具体的過ぎる言葉で示されているところは気をつけましょう。
当たるときはかなり正確に当たりますが、外れるときはとんでもなくピント外れになりがちだからです。
何度か書いたとおり星のめぐりは誰が読んでも基本的には同じになるはずですが、それをどう解釈するかによってユーザーに伝わるお告げの意味が変わってしまいます。
神様や星のお告げを伝えることに専念している色気も素っ気も商売っ気もないところを選びましょう。
次にパーソナルインフォメーションがどれだけ反映されているかもちゃんとチェックしましょう。
よく「血液型占いを信じると4つしか運勢がなくなってしまう」と言われますが、テレビなどでやっている占いはどうしても万人を対象にしているのでどんな占いでも全体の情報の中のほんの一部を切り取っているに過ぎないからです。
個人情報の取り扱いは、このところやたらうるさくなってきましたが正確なお告げのためにはある程度は必要!
ただ当たり前ですがあまりしつこく個人情報を聞こうとする占い師は要注意ですよ。
最後に、あまり高額な占い料やご祈祷料を要求する占いは絶対に信じないこと。
神にもすがる思いなのは分かりますが、人を救う神様の言葉があまりにも高額なわけがありませんよね。
神様に救いを求めたつもりが自分の足をすくわれたのでは笑い話にもなりませんしね。
結局のところ、宿命は決まっていても運命は変えられる、そんな大らかでたくましい生き方を薦めてくれる占いを信じるのがいいのではないでしょうか。